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言語聴覚士の役割と活躍する場所

言語聴覚士は、話す・聴くといったコミュニケーションをはじめ、食事に必要な嚥下に問題を抱える患者さんのリハビリに携わる仕事です。
脳卒中による失語症、構音障害などの言語障害聴覚障害、子どもの言葉の発達遅れなど、それぞれの状況に合わせて原因を見つけ出して対処法を編み出し、訓練や助言・援助・指導を行っていきます。

困難を抱える患者さんに寄り添い、ケアをサポートするという点では、看護師の役割と似ているかもしれません。
そういった点に着目し、看護師から言語聴覚士に転身をする方もいらっしゃいます。
さまざまな医療機関で働くことができるため、現場を知ったうえで違う職に携わることができます。
慣れた環境で働けるとなれば、はじめての業界でも比較的安心して飛び込めるのではないでしょうか。

言語聴覚士は、リハビリの後押しがメインとなります。
もし、看護師として働きながら、もっとリハビリに関わりたい、学びたいと感じているのなら、最適な仕事といえるでしょう。

そんな言語聴覚士の勤務場所は、およそ7割が医療領域であり、主に病院のリハビリテーション科、口腔外科、耳鼻咽喉科、小児科、形成外科といった診療科への所属となります。
病院以外の場合は、介護施設教育機関等で働く選択肢もあり、自身に適したフィールドを選択することが可能です。
領域によって、仕事内容は変わってくるため、自分の目標や働き方を実現できる職場を見つけることが大事になってきます。